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2023.12.14

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SDGs Week EXPO 2023 | 展示会レポートVol.25

【開催日時】

  会期:2023年12月6日水曜日~2023年12月8日金曜日

  時間:10:00~17:00 

  会場:東京ビッグサイト 東ホール4・5・6ホール

【同時開催】

 第25回エコプロ2023

 

【入場案内】

事前登録制 入場料:無料 

出展規模:432社・団体/939小間(SDGs Week EXPO全体)

 

出展者一覧 出展者・製品一覧


【来場対象】

中央省庁、地方公共団体、土木・建設、建設コンサルタント、維持・修繕工事、測量・設計、エンジニアリング、防災事業、地理・気象情報関連、上水道・下水道、道路、鉄道、自動車・輸送、化学・素材、電力、ガス、再エネ、機械、電気・電子、総合電機、情報通信、建機・重機、建設・住宅、金融、投資法人、協会・団体

 

【各展の紹介】

社会インフラテック

道路、橋梁、河川、交通、エネルギー、公共施設などの社会インフラの老朽化対策・維持管理技術、ソリューションを紹介。今回は、同時開催展とともに持続可能な社会資本整備とまちづくりを、SDGs視点でとらえて開催します。インフラメンテナンス国民会議との共催により、展示・カンファレンス・主催者企画を通して、インフラ維持管理者、地方公共団体 との交流や商談の場を提供しています。

 

カーボンニュートラルテック

“気候変動の具体的な対策”には、カーボンニュートラル実現の技術開発やソリューションが欠かせません。本展は、脱炭素化に貢献するテクノロジーやソリューションを紹介し、温暖化ガス低減と経済的な成長を両立させる「グリーン成長」を促進します。

 

自然災害対策展

 

気象災害、地震、津波などの自然災害対策を展示範囲に、災害時用機器や備品などの調達、被害状況の検知など防災・減災に関わる様々な情報を発信します。気象データのビジネス活用など、新ビジネス創出に関する取り組みも紹介します。

 

【地図】〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1 株式会社 東京ビッグサイト 

【展示会の様子】

朝の展示会の様子。10時開場前で入口付近は行列ができていました。
当日登録・海外団体専用受付も賑わっていました。

環境省さまは木から作る軽量化したコンセプトカーを展示していました。コンセプトカーは、ドアトリム、ボンネット、ルーフパネル等の部品にCNFが活用されており、ボンネットやルーフサイドレールは100%、*CNFにより構成されてていました。部品単体で最大で5割程度の軽量化を、車体全体で1割以上の軽量化を実現しています。スタイリッシュなスポーツカーのデザインがとてもカッコ良かったです。

 

*CNF(セルロースナノファイバー)は鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度があり、植物の細胞壁から抽出した繊維を補強材として用いることで、熱による変形も小さいです(線膨張率はガラスの1/50程度)。植物由来であることから環境負荷が小さい次世代素材として注目されています。

スチール缶リサイクル協会さまは、スチール缶の優れた特性をご紹介。スチール缶は使用後、その特徴的な磁性を生かして磁石で選別され、再び製鉄工場で鉄にリサイクルされます。この循環プロセスにより、スチール缶は何度でも生まれ変わり、自動車や家電製品、建設資材などさまざまな鉄製品へと変貌します。そのため、スチール缶は「リサイクルの優等生」と呼ばれています。小学生が磁石のアームを使いスチール缶の選別作業に挑戦していました。楽しく学べるのもこの展示会のいいところだと思います。

日本テクノ株式会社さまは電気の使用状況を光と音でお知らせする時計「SMART CLOCK(スマートクロック)」と、電気の使用状況が数値と表情でわかるモニター「SMARTMETER ERIA(スマートメーターエリア)」を展示。使用状況が可視化できるので使い過ぎの時には、すぐに省エネ行動に移すことができます。

川崎重工業株式会社さまは脱炭素社会に向けて鍵となる「水素社会の実現」を目指して取り組んでいて、水素を作る・運ぶ・溜める・使うを実現する最新の技術の仕組みをクイズや模型で分かりやすく展示していました。


発泡スチロール協会さまは、発泡スチロール容器を高くつみあげる「スタッキングボックス」に小学生が挑戦していました。その他、お笑い芸人のできたくんによる発泡スチロールの実験教室が行われ、たくさんの小学生が体験しながら楽しく学んでいました。

株式会社フルッタフルッタさまは「森をつくる農業」と呼ばれるアグロフォレストリーの基礎的な情報から「*トメアス式アグロフォレストリー」の仕組みについて紹介。

 

*トメアス式アグロフォレストリーは持続的な農業をしながら荒廃地を再生し、高いCO2吸収力や生物多様性の回復のみならず、沙漠化や食糧危機、農村地域の開発や貧困問題といった地球規模の課題への対策。畑の立地や環境条件、収益のタイミング、植物同士の日照・水分・養分の競合、作業性の効率(収穫時期、栽培管理)などを考えて作物が選定され、実にさまざまな組合せで構成されています。

【展示会に行った感想】

世界全体で共有される危機への対応や、深刻化する食糧や資源問題に取り組む試みを知ることができる展示会でした。多くの企業が、環境に優しい新素材や再利用製品を紹介する展示ブースを設け、SDGsや脱炭素社会の実現に向けた様々な技術や情報を展示していました。今後もこのような展示会が増えていくと考えられるので新たな知識や取り組みに触れ、学びを深めていきたいと思います。

【展示会出展検討の皆さまへ】

当社は新しい発想と柔軟な対応で、数々の展示会で成果をあげてまいりました。お客さまの展示会ブースが来場者の目を引き付け、印象に残るデザインから施工までを一貫して承ります。展示会出展のご相談から具体的なプランのご提案まで、私たちが全力でサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。


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